株主(出資者)調書の記入例【建設業許可・申請書類の書き方解説】

建設業許可の申請書類の書き方にお困りではありませんか?本記事では申請書類のひとつ「株主(出資者)調書(様式第十四号)」について、その書き方をイチからわかり易く解説していきます。

※注意事項
申請書類の書き方や提出可否などは各都道府県や自治体によって異なります。実際に申請される際は、申請先の手引きを必ずご確認下さい。

「株主(出資者)調書」の概要

株主(出資者)調書(様式第十四号)の概要と書式見本については下記の通りです。

許可を申請する建設業者(法人)の株主または出資者の概要(住所・氏名・持ち株数)を記載する書類

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※「国土交通省HP」からダウンロードできます

法人で新規または許可換え新規を申請する場合に必要な書類

株主(出資者)調書(様式第十四号)の申請区分による提出必要可否は下記の通り、法人が新規に許可の申請をする場合にのみ必要な書類になります。更新の場合は、株主の内容に変更があった場合にのみ提出が必要です。

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>>許可換え?更新?許可の申請区分について詳しく知りたい方はコチラ

株主(出資者)調書の書き方・記入例

では早速、株主(出資者)調書(様式第十四号)の書き方と記入例を見ていきましょう。
※記入例はわかりやすく赤字で記載していますが、申請で認められているのは黒インクのみです。

記入例

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①株主(出資者)名
株主又は出資者が法人の場合はその商号又は名称を、個人の場合はその者の氏名を記入します。法人の場合は、別途作成する「役員等の一覧表(様式第一号別紙一)」に記載の氏名等を記載します。

なお、本書類に記入が必要な株主又は出資者は、総株主の議決権の100分の5以上を有する株主又は出資の総額の100分の5以上に相当する出資をしている者についてです。

②住所
株主又は出資者の住所を記入します。法人の場合は法人住所を記入しましょう。

③所有株数又は出資の価額
株主の所有株数、又は出資者の出資額を記入します。株数を記入する場合は「○○株」とし、出資の価額を記入する場合は「○○円」と記入しましょう。

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申請書類「株主(出資者)調書」まとめ

以上、ここまで株主(出資者)調書の書き方についてご紹介しました。

本書類の作成はそこまで難しいものではありませんし、中小企業の多くは役員と株主が一致しているケースも多いので、代表や役員についての記載をして完了というケースも多いと思います。また基本的に株主は欠格要件の非該当を求められませんので(会社への影響度によっては例外の可能性有り)、株主については本書類に記載をするのみで申請実務上の扱いはそこまで複雑ではありません(役員と一致している場合は除く)。

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